彼の病気から恩恵

こんにちは、安心して生きるためのサポートをしている上谷和美のブログにようこそ。

えーと、5月のGW明けに同居しているパートナーの彼に癌が見つかり、
ステージ4の余命宣告までされて、一時は私の気持ちは動揺して全く安心して生きられない状態でしたが、
それから2か月以上が経過して、今は落ち着きを取り戻しています。

この2か月間、貴重な体験をしているとつくづく思います。
自分の弱さを感じ、人からの温かさを感じ、生きることの意味を感じ、その一つひとつを丁寧に味わう事で
私の中が豊かになっているように思います。
そのお陰で、今執筆している本もこの体験からお伝えしたい事が増えて、予想以上に深い内容の本が書けそうです。
だから、ベストなタイミングで最善のことが起きているんでしょうね。
彼もそれは同じで彼にとってベストなタイミングで癌が見つかり、ベストなタイミングでこの世界から旅立つのだと思います。
この世界は本当に自分が自分の最善な世界を創っていると実感します。

そこを分かっていくと、自分はどんな世界を体験していきたいのか…で、世界の見え方が変わります。
同じものを見ていても、思考のレベルが違うとでも言いましょうか、
自分が見ている次元が変わっているように感じますね。
きっと、こうやって同じ物質世界に居ながらも視点のレベルは変わっていくんでしょうね。
そして、本当に視点のレベルが変わる事で人との競争や、人間ドラマの不安などに入り込まず、
安心して起きてくることに任せていられる感じです。

私の内側が今まで以上に深く静まっているので、
セッションも変化していると感じます。
知的知識で得た何かを使うのではなく、私自身深いところから、
その人自身に繋がるセッションになっていっていると思います。
それが、その方の美しさに触れたり、安心に触れたりして、
本来のその方の人間性がゆっくりと花開く感じがしています。

この世界の在りようを知り、そこに静かにいることは、何よりもその人の本質を引き出し
豊かにしていくことだと感じています。
彼の病気が私に教えてくれる貴重な体験です。

では、暑い夏。皆様、お気をつけてお過ごしくださいね。
個人セッション(オンライン・対面)受け付けています。
1dayセッションはゆったりと鹿嶋の自然を満喫しながら、ご自分の内側を探求することができますよ。
詳しくはホームページでご覧くださいね。


(夏の鹿島神宮 お散歩道)

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この記事を書いた人

ゲシュタルトワークショップや表現アートセラピーを使っったワークショップを開催。心理学と非二元の真理を使いながら『毎日を安心して暮らしていく自分を創る』をテーマに活動している。
ゲシュタルト療法においては、現在は日本ゲシュタルト療法学会の理事として、ファシリテーター育成委員と研修委員を務める。

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