参加者さんの体験 始めてのゲシュタルトと表現アートから得たモノ

パンガン島リトリートに参加した方が、初めて体験するゲシュタルトと表現アートセラピーワークで
自己探求をして見つけた新たな自分をシェアしてくれました。

ゲシュタルトと表現アートワークは、思考で考えません。
だから知らず知らずのうちに、深いところに眠っていた自分が少しずつ開かれていきます。
そして、知らなかった自分に出会った時に、新しい未来が開けてきます。
それは、ステレオタイプの自分ではなく、自分の内側から光り輝く姿です。
そんな体験をシェアしてくださいました。

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何もわからないまま始まったタイ、パンガン島のリトリートでのゲシュタルト。
かずみさんのあたたかな包み込むような声を聞きながら、
人のおせっかいはおいておいて、自分がどう感じているか見て行こうねとはじまっていった。

自分がワークの中心にいなくても同じような悩みやリンクすることがワークの中ですすんでいって、
自分のことを言わなくても自分で気づく瞬間が何度もあって不思議な感覚だった。
とくに印象深かった言葉は変わりたいなら変わろうとすることを手放すということ。
変わろう、変わろうとしなくていいそのままでいいという一言が、ゲシュタルトという気難しいそうなイメージを消してくれた。

アートセラピーでは、頭ではなく手に聞いてねと言われ、
自分のこう描きたいは浮かんできては横に置いておいて、自分の内側から沸いてくるのを待って色は手に聞いて行った。
いつもは明るい色を使いたいけれど、暗い色から始まり、様々な色と線が出ていった。

ペアでシェアをしたり、会話を通して3度絵を描いた。
絵を描くことが得意ではないけれど、自分に聞きながら描くのは心地よかった。
ただ描くだけではなく、終わった後の気づきでは、自分の気づきたかったけれど気づかないようにしていた、わからないことにしていた「自分の作りたい世界」を導いてくれた。


無理やりではなく、絵を描いていくうちに3枚が振り返るとリンクしていた。
その世界にたどり着くまでに自分で感じて、最後は今の自分へと声をかけた。大丈夫だよ、
待っているね、焦らないでね、ありがとう。
未来の自分に今日また一歩また一歩と進んでいっている気がする。

堅苦しくなく、穏やかにすすむ和美さんのゲシュタルトとアートセラピー、こんな必然のタイミングで受けられたことに心から感謝します。

マンツーマンではなく、グループだからこそ響き合う感覚、一期一会とはこういうことなのかなとも感じました。



素敵な経験をありがとうございました。

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この記事を書いた人

ゲシュタルトワークショップや表現アートセラピーを使っったワークショップを開催。心理学と非二元の真理を使いながら『毎日を安心して暮らしていく自分を創る』をテーマに活動している。
ゲシュタルト療法においては、現在は日本ゲシュタルト療法学会の理事として、ファシリテーター育成委員と研修委員を務める。

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