人生のバーを越えて…

こんにちは。目覚めのためのプロセスをサポートしているインフィニティーの上谷和美です。
今月11月に還暦を迎えました。
60歳って、人生の大きなバーですよね。今は定年が65歳に延びちゃいましたが、少し前までは60歳が定年。
それって、なんだか社会の戦力外宣告を受けたような感じがしています。

それで、60歳を過ぎると仕事は定年退職後で引退生活しているんですよ~って、
気を抜いて仕事の事を捉えられそうな感じがしています。
ちょっと、社会的立場や仕事をしなければならない立場から解放されて、ここからは自由に好きなことをやれる時間のように思います。

人それぞれ、人生の考え方が違っていて企業に勤めている友人は、60歳で減給されても65歳まで働き続けるという選択をしています。それも安定を求めて良い選択だと思う。
多くの友人は企業を退職しても、何をしていいか分からないから、このまま企業で働き続けると言ってるんですね。
もちろん、その企業で働く事が楽しければ、有意義な時間なのだと思います。
しかし、もし仕事を辛いと思いながら定年を伸ばして、その仕事に留まっているんだったら、
なんだか勿体ないように思ってしまいます。

自分の思うように心も身体も気力もあるのは65歳ぐらいまでで、70歳になると自分を身体をケアすることに気を配るんじゃないかなー。
その65歳までしかない時間を少しだけでも、自分が好きな事をする時間にあててあげるのも良いのではないかと。。
この時間って、人生のギフトの時間のように思うんですよね。

私は、その選択をしました。
だから58歳で定年退職をし、その後の時間を人生の賭けをしてみたのです。
今、60歳になってこの賭けは成功なのか、失敗なのか分かりません。 が、
少なくとも豊かな時間と楽しくのんびりとした時間を過ごし、自分のやりたい事をしている人生に変わっています。
そして、ここからもセカンドライフを創る楽しみを持っていますね。

『還暦祝い』って、よくご家族や孫が集まり祝って頂くとか聞きますが、私の場合は家族からは誰も祝いはありませんでした。
遠方なのもありますが、家族のつながりが薄いのが私の生き方です。笑
その代わり、友人たちが祝ってくれました。
誕生日当日はちょうど、仲間たちとトレーニングの日でその仲間たちが内緒で
私の還暦祝いのプロジェクトを組んでくれていたのです。
赤色のオリジナルTシャツを作ってくれ、思い出のアルバムを手作りしてくれたり、真っ赤な薔薇の花束をくれたり、
そしてケーキを用意してくれたりと、沢山の愛のエネルギーを貰いました。
それは、いかにも私らしい還暦祝いの過ごし方だったように思います。

本当は自分の人生など選択はできないんだけど、
それでも私は自分の人生を創造していると思っています。



一つの大きなバーを越えて、これからまた人生の第二ステージを私は、肩の力を抜きながら楽しんでいきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。




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この記事を書いた人

ゲシュタルトワークショップや表現アートセラピーを使っったワークショップを開催。心理学と非二元の真理を使いながら『毎日を安心して暮らしていく自分を創る』をテーマに活動している。
ゲシュタルト療法においては、現在は日本ゲシュタルト療法学会の理事として、ファシリテーター育成委員と研修委員を務める。

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