【Blog】セラピストとの出会いは、とても大切です

私のブログにようこそ。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。

私はご存じの通り、セラピスト(カウンセラー)をしています。
そして私は、自分自身をクリアにするために、私自身も定期的にカウンセリングを受けています。
それは、一人の人間として、自分の課題や内側で起きていることに向き合い、自分を整え続けることが、
セラピーの場に安心と安定をもたらすからです。

セラピスト自身が安定していることで、目の前に座ってくださるクライエントさんも、安心してご自身の内側へ入っていくことができます。
私は、セラピーとは、何かを教えたり、指示をしたり、答えを与えたりする場ではないと思っています。
クライエントさんが、自分の内側で起きていることに丁寧に触れ、自己理解を深め、ありのままの自分を受け入れていく。
そのプロセスをサポートすることが、セラピストの役割だと思っています。
そうしていく中で、人は本来持っている力を思い出し、自分自身の力で次の一歩を歩み始めます。

少し精神世界的な表現をするなら、自分という存在は、そのままで許されていることを知り、今起きていることを受け止め、そのままの自分を体験していくこと。
そして、宇宙や自然界の流れを信頼しながら、次のプロセスへ「素直」に進んでいくことです。

ここでいう「素直」とは、頭で考えた正解を探すことではありません。
身体が感じていることを否定せずに受け止め、表現したければ表現し、表現したくなければ無理にしない。
そんな自然な感覚を大切にしていくことです。
それは、コントロールや抵抗を手放し、今を信頼していくことに繋がります。
私は、そのようなセッションを大切にしています。


でも先日、あるセラピストさんのセッションを受けたとき、私はとても傷つきました。
セッションが終わったあと、涙が湧き上がってくるほど、悔しさや悲しみ、そして怒りが込み上げてきました。

何が起こったかというと、そのセラピストさんの考えへ誘導されるセッションだったのです。
価値観や「こうあるべき」という思考の型にはめられ、最後には指示を受け、評価をされたような感覚が残りました。
セッションの最終段階でそのセラピストさんは、とても満足そうな笑顔でした。

でも、私の表情は決して笑顔や満足な表情ではなかったと思います。
それは、クライエントの心に寄り添っていないと云う事です。
クライエントのためのセッションではなく、セラピストの満足感のためのセッションだったと思います。
それは最悪な体験でした。

もしかしたら、同じような体験をされた方もいらっしゃるかもしれませんね。
一般的には、カウンセラーやセラピストは専門的なトレーニングを受けています。
でも、セラピストは技術だけではなく、「どんな在り方で人と向き合っているか」が大切で、それは人それぞれです。
だからこそ、セラピスト選びはとても大切だと思います。

どうか、自分を傷つけないセラピストを選んでください。
ここでいう「傷つける」とは、セラピスト自身の満足のためにセッションをしてしまうことです。
自分の価値観を押し付けたり、ジャッジしたり、否定したり、答えを与えたりすること。
もちろん、それが本当にあなたの助けになるのであれば問題ありません。
でも、心のどこかで違和感を感じながらも、「セラピストがそう言うのだから、それが正しいのだろう。」
そう思って自分の感覚を後回しにしているとしたら、一度立ち止まってみてください。
そのセッションは、本当にあなた自身の力を取り戻すためのものなのでしょうか。

セッションは、セラピストのためにあるのではありません。
あなたのためにあります。
そして今回の体験を通して、私は改めて思いました。
私はこれからも、答えを与える人ではなく、その人の中にすでにある力を信じ、その人自身が自分と出会っていくプロセスに寄り添えるセラピストでありたいと…。
そんなセラピーを、これからも丁寧に続けていきたいと思っています。

どうか、みなさんがご自分を安心して委ねられるセラピストさんと巡り会えますように。
そして、ご自身の感覚を信頼しながら、プロセスを癒しと共に進んでいってくださいね。
今回の体験を通して、そのことを改めて深く感じました。
では、またブログでお会いしましょう。







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この記事を書いた人

ゲシュタルトワークショップや表現アートセラピーを使っったワークショップを開催。心理学と非二元の真理を使いながら『毎日を安心して暮らしていく自分を創る』をテーマに活動している。
ゲシュタルト療法においては、現在は日本ゲシュタルト療法学会の理事として、ファシリテーター育成委員と研修委員を務める。

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