目覚めて生きるにために必要な事

こんにちは。私のブログにようこそ。
電子書籍を出版して3か月が経過し、多くの方との出会う事ができました。

私の辿ってきたプロセスや文章に感銘を受けてセッションを申し込んで下さった方や、
目覚めの感覚をもっと知りたくて申し込んで下さる方など、私の様々な側面から心が動きご連絡をくださいます。

お話を伺っていて思うのが、悟りや非二元の知識はあるけど
そのことが心や身体には腑に落ちてなくて、やっぱり毎日が苦しいってお話してくださる方の多い事。

現実の生活が苦しいから非二元の「私はいない」の世界に救いを求めて、その世界を理解しようとするけど、
理解が出来ず、非二元の話にもついていけず、ここでも挫折を味わい二次被害のように傷ついている人が多いように思います。
結局、どこを目指しても楽にならず、行き場のない悲しみや失望感や怒りが出て、
目の前の現実も辛い事が起こり、どうしていいのか分からない現状になってしまっている事があります。
そうなると非二元の世界なんて知らない方が良かったと思ってしまいますよね。

だからね。そうやって苦しんでいる方にお伝えしているのは、
「今起こっている事を無視しないでね」って事。
”私はいない” や ”すべては幻想” は、そうなんだけど、でも同時に全ては ”在る” なんです。
だから、”無い”方へ目を向けるのではなく、”在る”ことに目を向けて、それらがある事を赦していく必要があるのです。

自分の中にある様々な感情って、見たくない世界だから嫌ですよね。
実は、それもあなたのエゴの仕業。
エゴはそうやって、自分を守るために今に留まらずに、先回りして想像の世界に入り込み、あらゆる想像をして
自分が傷つかないようにします。
悩みや不安って結局、それが原因で出来ているのですよね。
その先回りした、想像が不安のスパイラルを生み、そこに入り込んでいくのです。

まずは、そのカラクリを見破る事です。
今、自分のエゴが起こしている思考や、身体が感じている事に気づくと世界はシンプルになります。
そうすると、エゴの自分(キャラクターの自分)から離れて、意識の自分となって『今』に居ることが出来るようになります。

その状態を繰り返すと、キャラクターの自分と意識の自分は同一だけど別物だと分かります。
反対にキャラクターの自分がやっていることを見ないように避けていると、
そこには抵抗がやコントロールが起きて、その抵抗やコントロールがエゴを握りしめて、
思考と云う幻想世界に入り込んだままになります。
完全にエゴと意識が一体化した状態ですね。


だからね、
非二元や悟りを知識で理解する前に必要なことは、『今』起こている事に気づき、赦していくって事なんですよ。
その怖さがあるときは、その怖さに気がつく。 そのままむき出しの自分で良かったと知る。
それが、全て『今』に在るんですよね。
そうすると、「私」と云う主体はおらず、この身体と命のエネルギーが自然界の一部として
そこに在るだけだと腑に落ちてきますよ。これは思考を超えて感覚で分かります。
そうして、未来の悩みはエゴの自分(キャラクターの自分)が創り出した、妄想空間でしかないことが分かりますよ。

目覚めや非二元・悟りを知るって
それをやる事で『今在る』ことと、『何もない』ことが、陰陽のように一つになっていくことだと思うのです。

そのために、私のセッションにお越しくださった方には、
今起こっているに気づくことを大切にしていますよ。
それが、目覚めて生きることに繋がっていくのです。
目覚めや非二元の話に迷った方は、こんなお話もしましょうね。
いつでもあなたの目覚めをサポートしていきますね。

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この記事を書いた人

ゲシュタルトワークショップや表現アートセラピーを使っったワークショップを開催。心理学と非二元の真理を使いながら『毎日を安心して暮らしていく自分を創る』をテーマに活動している。
ゲシュタルト療法においては、現在は日本ゲシュタルト療法学会の理事として、ファシリテーター育成委員と研修委員を務める。

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